
賃貸物件の退去を決めたらすること
退去が決まったらまずは、不動産会社または大家さんに退去予告を急ぐ必要があるので、契約書の退去予告の時期をチェックします。1か月前または2か月前が多いのですが、退去日まで家賃を払わなくてはならないので気を付けましょう。賃貸物件へ引越しする場合は、二重支払いを防ぐため引越し日と、新居への入居日はタイミングよく設定する必要があります。退去予告を伝えた後、書面の提出が必要なこともあります。次に立会日、引越し日を伝えます。立会日では、退去後の修繕工事の負担がある場合に、貸主側、借主側のどちらが負担するかをはっきりさせます。そのため物件を明け渡す当日に行われます。引越しの荷物が無くなった後に行うので、あらかじめ引越し会社に終了時刻を聞いておきましょう。
退去日までにやることと退去日にやること
住民票の転居届は役所で済ませます、郵便物の転送届は郵便局でもらえるので記入後郵送します(オンライン手続きもあり)。水道、電気、ガス、インターネット、電話、NHK受信料の終了手続きまたは転居手続き、新聞等の終了手続きと精算、以上は退去日までに済ませておきます。
退去日当日にやることは、ガス、電気、水道は閉栓の際の立ち合い。この3つは立ち合いを求められることが多いので、引越し会社の作業中に予約をしておくとスムーズです。引越し会社が作業を済ませた後、立ち合いまでに掃除をします。その時に出たごみは、持ち帰りましょう。最後に、立ち合いの時に、鍵を返却します。もし、鍵のコピーをもらっている場合は、あわせて返却しましょう。契約書で定められた代金や、立ち合いでの精算があれば敷金から差し引かれ、残りが口座に入金され終了です。